2020/05/21topics&NEWS, オンライン授業の取り組み
Zoomを使用した双方向型授業 【オンライン作品講評会】
本校では、専門的な実技指導を必要とする芸術科目などの授業では、教員の作品制作のデモンストレーション動画を配信し、遠隔上であっても教室内の授業に近い形をとっています。それに加え、オンライン上で生徒の作品への添削やアドバイスをする際の方法として、classi上で作品写真を送ってしてもらいコメントを返信する形で指導を進めています。
しかし、本来平常時の授業では、教員と生徒の直接的な対話や生徒同士が互いの作品を見合うことで刺激を受け、自分自身の作品制作の糧となります。その穴を埋めるべく、進学類型アートコース2年生を対象に5月19日にリモートシステムZoomを使用し遠隔上で生徒と教員、そして生徒同士が作品を見合うことのできるオンライン講評会を行いました。作品を見ながら、生徒の作品への考え方を問うことや質問を受け付けることができました。
生徒の一人は、「久しぶりに先生やクラスメイトと話せてとても嬉しかったし、一人で部屋にこもり制作をしていたので不安も多かったが、先生にアドバイスを貰い解消された」と話していました。このように、Zoom上で久しぶりに会話をすることができ、生徒も教員も大いに盛り上がりました。今後も、オンラインで出来る様々な方法を指導に取り入れ、工夫を重ねていきたいと思っています。
教室でZoomを使用し授業をしている様子
制作中の作品を映してもらい、教員がコメントをしている様子