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校長室から
Principal office
 

中学生の皆様へのメッセージ

私達の共生する社会は、様々な個性を持った多様な人々が集まって出来ています。どこかが似ている人間はいるかもしれませんが、全く同じ人間は一人もいません。
多様な生物が共生することで、生態系の調和が保たれ、自然環境が成立しているように、多様な個性を持つ人々が、各々の特性を活かし、それぞれの立場から、様々な役割を果たすことで、人間社会は成立しています。
自然界に不要な生物がいないように、社会に在って役割の無い人間はいません。
あらゆる個性は、磨き鍛えることで、かけがえのない能力になります。
本校では、全ての生徒を一つの物差しだけで測ることはいたしません。

私達は皆、自分だけの個性を持った「個人」です。
一人ひとり異なる感じ方、一人ひとり異なる考え方、一人ひとり異なる生き方があります。
異なる特性を持つ生物達が、それぞれの役割を果たすことで自然の調和が保たれるように、一人ひとり異なる特性を持つ私達全員が、それぞれの個性を活かすことで社会は成立しています。
高校3年間は「18歳の大人」すなわち社会人になるための準備を整える期間です。
「18歳の大人」になると言うことは、自分の個性を活かして社会に貢献し、共に生きる仲間達に必要とされる人間になり、幸福な人生を実現することです。
大規模高校である本校には、様々な個性を持つ大勢の生徒達が通っています。
様々な個性を持つ者達と、学校生活を共にすることで、個性が磨かれます。
様々な個性が集う場で、対立したり協力したりすることで、社会性が身に付きます。
そして、3年後「18歳の大人」として、卒業していただきます。

だから、本校が求める生徒とは、あらゆる個性を持つ中学生です。
難関大学合格を目指す者、全国大会優勝を目指す者、いずれかの分野のトップを目指す者には、本校は「頑張る仲間をみんなで応援」を合言葉に、それぞれの挑戦を支援します。
そして、本校が求める生徒とは、自分の個性をさがしている中学生です。
自分の個性とは如何なるものかを見極めたい者、自分が目指すべき進路を模索している者、自分を活かせる分野・領域が未だ見つからない者、自分に自信が持てない者
多様な生徒達が集う本校で、各自の個性を見出し、自分の居場所や役割を見付けてください。

浦和学院高等学校
校長 石原 正規

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