東日本大震災 「今、浦学にできること」 4/23号
3.11大震災から1ヶ月。「今、浦学にできること」を校内、校外に発信しています。
浦和学院高校独自の動きに熱い声をいただき、その使命を感じています。
「一人では何もできないが、浦学さんの動きに加えて!」
「ホームページを見て、野球道具を持ってきました。」(多くの一般の方)
「人がやっていることに便乗しているだけの自分ですが…」と、
浦和学院高校からの呼び掛けに前回のペットボトルに続き、
たくさんの野球用具が寄せられました。本当にありがとうございます。
只今、区分け整理中です。分かりやすく表示をして送ってあげる予定です。
〒野球用具の中にお便りをいただきました。 お手紙紹介.pdf
校長方針
「一人ひとりが何かを感じ、考え、すぐ行動すること。自分たちに何ができるか、
大震災の教訓を教育に活かすこと」が定着しています。
その中から形になっている内容を紹介します。
外部への動き
≪東日本大震災対策本部≫
4月24日から4月27日まで第4回目の被災地支援のため石巻専修大学様及び
石巻市内避難所へ直接職員を派遣します。
今回の派遣は、物資+今後必要なことの現地調査を基本としています。
1.マスク 8,000枚、生理用品500セットなど
(保護者の会役員、松尾様からご寄贈いただきました。是非、被災地へ)
2.「石巻市の子供たちを元気にする会」(仮称)結成へ
3. ポケットサイズの携帯型心電計を利用した遠隔心臓検診「災害関連死の
一つである心蔵死(不整脈死)を如何に予防するか。」を行っています。
精神的肉体的疲労の極限で生活されている被災者の方々の心臓死を
少しでも予防するために、心臓専門医の資格を有する小沢友紀雄校長が
所長(兼任)となっている当校関連施設である健康科学センター・MJG
心血管研究所の心電図自動解析センターを利用したボランテア活動を行っています。
誰でも、何処でも、いつでも簡単に利用できるポケットサイズの 家庭用小型心電計が活躍します。
4.散水車の継続貸与 街の復旧に役立たせる
5.飲料水・お茶などの差入れ
≪野球推進部・事務部≫
野球用品の呼び掛けをした所、多くの用品が集まりました。新品を購入して
送って下さった方もいらっしゃいます。4月22日で一旦締め切りさせていただきます。
高校野球用品は、岩手県高校野球関係者へ送付し、県内に配付予定です。
(後日、支援者一覧を掲載させていだたきます。)
校内の動き
≪全校生徒≫
大震災から感じたことを作文にしています。
校内は、「節電と節約」を徹底しています。
継続して義援金活動を展開しています。
≪生徒活動部≫
NPO共生フォーラム様からの依頼に基づき、ポスターを作成し被災地に送ります。
全部活動からのメッセージと個人名で、お年寄りに元気になってもらえれば。
その協力要請が、4月22日部活動キャプテン会議にて行われました。
▲協力要請する川島仁志生徒会長(吉川市立中央中学校出身)と清水教諭
≪健康科学センター≫
(保健医療クラス)
老人介護施設などでの医療系ボランティアに対応できるよう準備を開始した。
(Peerっ子ルーム カウンセリング室)
「絵本を読み聞かせ隊」を募り、ボランティアに対応できるよう準備を開始した。
こんな取り組みが、被災者の方々の元気に少しでも役立つといいですね。
石巻市から発信できる状況であれば、ホームページにて情報公開をさせて
いただきます。3週間前より復旧が進んでいることを願って・・・出発します!
東日本大震災対策本部