2015/03/11topics&NEWS
石巻・東松島交流活動 浦学の3.11
本日3月11日は、東日本大震災から4年が経過した特別な日。
我が国の国難とも言える、悲しく辛い出来事の会った日でもある。
本校は毎年、「浦学にしかできない追悼」を行っている。
そこで、浦学の3月11日を紹介したい。
1.14時46分の黙祷に合わせ、石巻交流センターの畠山特任センター長の
畠山から、特別にメッセージが話された。
畠山は、震災時には石巻市立北上中学校の校長であり、
自宅を失いながらも、避難所運営などを精力的に行い、
震災を現地で経験した一人である。
定年退職後、単身赴任で浦学へ。本校のボランティア活動の推進、
「震災を伝え広める活動」も行っている。
その畠山から、説得力のあるメッセージが流された。
浦学での仕事はこれが最後。二年の埼玉生活を終え、石巻に戻る。
どこの誰よりも被災地の状況を広く、濃く聞けた浦学生は幸せである。
※動画、クリックをしてご覧ください。
⇓黙祷する教職員の様子
2.本日、第44回となる生徒一般ボランティアも石巻で行われている。
こちらは、石巻・東松島担当の車谷が引率し、午前中は東松島での
海岸清掃、午後は石巻専修大学にて、追悼セレモニーに参加している。
浦学生・教職員が3月11日に現地を訪問するのは、初である。
現地で体験するこの日は、至る所で追悼行事が行われ、
あの日と同じ、雪が舞う3月11日となり、現地の方々の思いは複雑。
生徒が参加した「阪神と東日本を結ぶ追悼セレモニー」でも、
14時46分には、すすり泣きながらの黙祷が捧げられた。
⇓石巻専修大学での様子をご覧ください。
大切なことは、それぞれが「何を感じ、何を考え、どう行動するか」である。
「被災者の方々が可愛そう」だけで、おわらせることなく、
「この教訓をそれぞれの生活に活かす」、まさに本校が掲げる
ライフスキル教育の推進である。
企画部 H.K