「第5回国際ヤングリーダーズサミット」(IYLS)に参加
11月20日(水)から22日(金)の3日間、マレーシアで開催された「第5回国際ヤングリーダーズサミット(IYLS)」に、本校から7名の代表生徒が参加しました。
参加した生徒達は、文化、教育、環境、健康の4つのトピックのグループに分かれ、中国、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシアの生徒と共に活動を行いました。
初日には、ペナンをより深く知るためのステーションゲームなどのアクティビティが行われました。参加者は、ペナンで人気のあるゲームや、マレー、中国、インド、ババニョニャの衣装、インディアンダンス、アートや食文化に触れることができました。
さらに、ペナン女性開発公社の最高経営責任者であるダト・オン・ビーレン氏とともに、2030SDGsゲームを通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の重要性とその変化や可能性について実践的に学びました。
2日目は、各グループに分かれての活動が行われました。文化グループはジョージタウンの世界遺産を巡り、史跡の適切な修復方法について学び、美的・文化的価値の保持について理解を深めました。教育グループは、非営利団体Arts-EDの指導のもと、生鮮市場を訪れ、地域の文化や資源と結びつく方法を学びました。
環境グループは、Vitrox AgritechおよびVitrox Corporation Bhdでの農業体験を通じて、環境保護活動やスー・ペク・フエン氏による講義を受けました。
健康グループは、アイランドホスピタルと仏教慈済透析センターで、コミュニティの食生活が身体の健康に与える影響について学びました。
最終日には、文化、教育、環境、健康の4つのトピックを融合しながら、それぞれの課題や取り組みについて各学校が発表を行いました。その後、各国の文化を感じさせる歌や踊り、演技が披露され、互いの理解を深めました。
また、本校の代表生徒からは、以下の3名が素晴らしい成績を収めました。
松屋 あかね(特進類型 2年)「Most Inquisitive Award(最も好奇心旺盛な賞)」
野武 千恵(特進類型 2年)「Best Leader Award(ベストリーダー賞)」
小山 士温(国際類型 1年)「Best Leader Award(ベストリーダー賞)」
さらに、プレゼンテーションでは「Best Essence」を受賞。生徒たちの優れた発表力とチームワークが高く評価されました。
サミット終了後はペナンのお寺やジョージタウンの世界遺産などを観光し、地域の歴史や文化を深く感じることができました。この3日間での学びと経験は、生徒たちの今後の成長や視野を広げる大きな糧となりました。
来年度は日本での開催が予定されており、本校の生徒達のさらなる活躍が期待されます。