NEWS
A
G
N
A
W
U
U
I
R
K

カンボジア研修旅行報告「澄んだ瞳」

2025/02/26

 カンボジアの国会議員シアン・ナム先生と本校の神成理事長との繋がりから2015年1月にスタートしたこの研修も11回目を迎え、今回は2025年1月16日~1月21日の期間に、代表生徒12名、教員3名でカンボジアのシュリムアップ州を訪れ、現地の学校との交流や研修(観光)を通じて多くの学びを体験した。

トランジット

トランジット

シティアンコールホテル(シアン・ナム先生と一緒に)

シティアンコールホテル
(シアン・ナム先生と一緒に)

1日目 交流

 現地の小中学校・高校・大学及びカンボジア日本友好技術教育センターを訪問し、日本の伝統的な衣食住について英語で紹介し、代表的な民謡のソーラン節などを踊り日本文化を現地の学生に伝えた。交流活動では、うちわや絵を作成したり、おはじきやけん玉などで遊びながら友好を築き、会話の中から普段の学校生活を含めてカンボジアという国を知ることができた。

クロライン高校

クロライン高校

クロライン高校

クロライン高校

クヴィアン小中学校

クヴィアン小中学校

クヴィアン小中学校

クヴィアン小中学校

アンコール大学

アンコール大学

アンコール大学

アンコール大学

2日目 研修(観光)

 アンコール遺跡(南大門、アプローム寺院、二アップボアン遺跡)、アンコールワット遺跡を訪れ、9世紀から15世紀にかけてインドシナ半島に君臨したクメール王国のアンコール王朝の歴史を肌で感じた。

南大門

南大門

タプローム寺院

タプローム寺院

二アックボアン遺跡

二アックボアン遺跡

アンコールワット遺跡

アンコールワット遺跡

アプラサダンス

アプラサダンス

3日目 研修(観光)/交流

 シアン・ナム先生と共に、東南アジア最大級の湖トレンサップ湖の近くにあるコンポンプルック水上村を訪問した。当日は約1000人の村人が盛大に迎えてくれた。集会でシアン・ナム先生は、「教育・医療」の必要性を訴えていた。
*1月20日昼のカンボジア国営放送でその様子が放送されたので、その映像もご覧ください。

 トレンサップ湖を2人乗りボートで船上レストランまで移動し、現地のクメール料理を楽しんだ後は、共生の家(擁護施設)を訪問し、同施設で生活している5歳から17歳の子供たちと紙風船や縄跳び、そしてカンボジアの伝統的な遊び(スヴァー・ドーンドゥーム・スルック・チュー/葉っぱを取り合う遊び)を楽しんだ。夕食も共にする中で、彼らの澄んだ瞳の中に吸い込まれていくような貴重な時間を過ごした。

コンポンブルック

コンポンブルック

コンポンブルック

コンポンブルック

トレンサップ湖

トレンサップ湖

トレンサップ湖

トレンサップ湖

共生の家

共生の家

共生の家(シアン・ナム先生と一緒に)

共生の家(シアン・ナム先生と一緒に)

4日目 研修(観光)/交流

 午前は、命の尊さを学ぶ研修となった。1か所目はシュリムアップのキリングフィールドを訪問し、1970年代後半にポル・ポト政権の手によって多くの知識人等が虐殺された処刑場の1つを見学した。2か所目はカンボジア共生病院(総合内科と眼科)を視察し、医療体制改善の必要性を感じた。 また、午後は現地の高校生と最後の交流活動を行い、3日間で得たコミュニケーションスキルを発揮して、日本とカンボジアの違いや卒業後の進路についてお互いに話すことができた。

キリングフィールド

キリングフィールド

キリングフィールド

キリングフィールド

共生病院

共生病院

サダムワウ高校

サダムワウ高校

サダムワウ高校

サダムワウ高校

日本到着

日本到着

最後に・・・ 多くの方々のサポートのお陰で、生徒も教員も貴重な体験を肌で感じることができ、価値観を見つめ直し今後の人生に活かせる良い機会となりました。現地でサポートしていただいた方々に、この場をお借りして、お礼を申し上げます。ありがとうございました。 日本とカンボジアがより親密な関係を築いていきますように! カンボジアの人々の澄んだ瞳に魅了された5日間でした。

អរគុណ(オークン/ありがとう)