第5回高校生親善訪中研修旅行報告会参加
2023/12/01
11月4日(土)本校生徒が東京都の中国大使館教育処で行われた第5回高校生親善訪中研修旅行報告会に参加した。この研修旅行は、駐日中華人民共和国大使館が主催し、一般社団法人日中国際交流協会により実施されるもので、今年は8月21日~8月26日の6日間で行われた。
本校は第1回研修から参加しており、今回は本校代表生徒4名(3年生3名、2年生1名)が他の7校の代表生徒たちと一緒の参加となった。
この報告会では中華人民共和国駐日本国大使館の公使参事官や大使館関係者方も同席する中で、参加校8校の代表生徒がプレゼンテーションによる活動報告を行った。本校生徒の報告内容は以下の4つである。
- 中国の主食文化から日本の米と文化についての考察
- 万里の長城と漢詩
- 中国における情報技術の発展とデジタル経済の展望(バーチャルヒューマン/ライブコマース/デリバリーサービス/電子マネー)
- 訪中前後の中国経済、景観、印象の比較
【研修参加生徒の感想】
- 研修を通して経験した交流、食事、文化、遺産等、私の人生観に新たな刺激を与えてくれた。何より感じたのは、在中国日本大使館の方もおっしゃっていた「百聞は一見に如かず」という言葉の意味だ。
- 学生との交流では、言葉の壁を感じることもあったが、互いを知ろうとする気持ちがコミュニケーションを可能にした。知り合えた友人とは帰国後も連絡を取り続けている。国を越えて新しい友情が生まれたことがとても嬉しい。
- 帰国後は、身近な人に中国で感動したものや訪中前に誤解していたものを積極的に伝えている。日本と中国間の政治や領地の問題など簡単には解決することの出来ないことに目を向ける前に中国の文化や歴位、そこに住む人について学び中国という国を好きになることがその問題の解決にも良い影響を与えるのではないかと考える。
- 現地の方々や学生との交流がもたらした人と人とのつながりは、私にとって人生の宝物になった。初めて訪れる国での出会いやコミュニケーションは、言語の壁を超えて感じる温かさや思いやりを感じることができた。彼らの心からの歓迎と共有した笑顔は、国境や文化の違いを超えた人間の根本的な共通点を教えてくれた。
- ご老人を含めた大家族で歴史的建造物や自然遺産などに訪れ、代々歴史や文化が大切に語り継がれていくのだと大変感心した。
- 私たちを歓迎してくれた人たち皆が日中の友好を願っていたことに日本人として心から嬉しく感じた。
- 今後も感謝と尊敬の念をもって中国の方に接し、末永い良好な関係が続いて欲しい。