台湾・慧燈中学との国際交流を実施しました

6月17日（火）、本校の姉妹校である台湾・慧燈中学から、生徒と教職員、校長先生を含む総勢113名が来校しました。歓迎セレモニーや日本文化体験、歓送セレモニーを通じて、両校の絆をより深める一日となりました。

当日は、ボランティア生徒約130名が中心となって準備・運営を行いました。慧燈中学の一行が到着すると、本校の生徒たちが体育館前に花道をつくって出迎え、体育館では吹奏楽部の演奏とともに台湾の生徒たちを迎え入れました。校長・生徒代表による挨拶、本校ソングリーダー部と慧燈中学のパフォーマンスで歓迎セレモニーが華やかに行われました。

その後はグループに分かれて日本文化体験を実施。本校の部活動や担当生徒が主体となって、箏曲、盆踊り、和太鼓、生け花、茶道、うちわ作り、ミニ運動会、など、バラエティに富んだ活動を展開しました。生徒たちは言葉の壁を越えて、互いに笑顔で交流する様子が見られました。また、セレモニーや交流活動中の英語・中国語の通訳も本校生徒が務め、語学力を活かして交流をサポートしました。

訪問の最後には、和太鼓と盆踊りによる歓送セレモニーが行われ、交流の証として記念証明書とお土産が手渡されました。閉会後は体育館で集合写真を撮影し、吹奏楽部の演奏に見送られながら慧燈中学の皆さんは本校を後にしました。

今回は初めての試みとして撮影担当の生徒がビブスを着用し、事前に許可を得たうえでスマートフォン等の撮影機器を使用しながら、各会場での交流の様子を熱心に撮影しました。自分たちの手で国際交流の瞬間を形に残すという貴重な体験もまた、生徒にとって大きな学びとなりました。

なお、11月に開催予定の第6回国際ヤングリーダーズサミット（IYLS）では本校がホスト校を務め、中国・台湾・シンガポール・インドネシア・マレーシアといったアジア各国からの学生を迎える予定です。今回の慧燈中学との交流も、IYLSに向けた国際理解の一環として貴重な機会となりました。今後も本校では、国際的な視野を広げる学びと交流の場を積極的に設けてまいります。