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【国際教育・IB教育推進】第6回 国際ヤングリーダーズサミット(IYLS)を開催しました

2025/12/01

 2025年11月17日(月)から19日(水)の3日間、本校で「第6回 国際ヤングリーダーズサミット(IYLS)」を開催しました。

 このサミットは、アジア・太平洋地域の高校生(今年度は中国、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシア、そして日本の6カ国)が集い、将来のグローバルリーダーとして国際的な視野を広げ、共に学び合うことを目的とした国際交流プログラムです。今年は昨年度主催国であるマレーシアからバトンを引き継ぎ、本校にとって初めてのホスト国としての参加となりました。

 初日には校内で開会式や「日本文化体験プログラム」を実施しました。「日本文化体験プログラム」はボランティアの生徒が主体となり企画・運営したアクティビティで、日本の四季をテーマにしたクイズや伝統的な遊びを取り入れ、参加校の皆さんに楽しんでいただくことができました。また、SDGs活動では目標達成をテーマにした課題を示す「資源カード」を用い、グループ内で議論し、解決策を考えました。グループでの話し合いや発表を通して、異なる背景を持つ仲間とともに新しいアイデアを創出し、行動へとつなげます。

 2日目の午前中はグループに分かれて各テーマに沿ったラーニングジャーニー(社会学習)を行いました。「文化グループ」は東光寺や氷川神社、盆栽博物館を巡り、日本の文化について理解を深めました。「コミュニティグループ」は境町を訪れ、干し芋やワインなどの特産品を製造している境町S-Labでふるさと納税などの取り組みについて学びました。また、境町自動運転バスに乗車体験し、地域活性化の工夫を知ることができました。「健康グループ」は、こうのす共生病院とこうのすナーシングホーム共生園での見学を行い、日本の医療や介護についての学びを得ることが出来ました。「環境グループ」は、グリコピア・イーストの工場見学を行い、企業の環境問題に対する取り組みについて知ることができました。
 午後はラーニングジャーニー(社会学習)で得た学びをもとに、グループごとに英語を共通言語としてディスカッションを行いました。文化・コミュニティ・健康・環境といった現代社会が直面する課題について生徒たちが意見を交わし、協力しながら解決策を探求することができました。

 最終日である3日目は、文化・コミュニティ・健康・環境の4つのトピックを融合しながら、それぞれの課題や取り組みについて各学校がプレゼンテーションを行いました。サミット終了後の晩餐会では、各国の文化を感じさせる歌や踊り、演技が披露され、互いの国の文化や価値観についての理解を深めました。

 また、本校の代表生徒からは、以下の3名が素晴らしい成績を収めました。

 さらに、プレゼンテーションでは「Future Changemakers Award」を受賞。こちらの賞は社会に変化をもたらす可能性のある提案ができた団体に贈られるもので、生徒たちの優れた発表力とチームワークが高く評価されました。

 この3日間での学びと経験は、サミット参加生徒にとって今後の成長や視野を広げる大きな糧となりました。また、代表生徒だけでなく、多くのサポートスタッフ(生徒・教職員)が運営や通訳、交流企画などに携わることができ、浦学ふぁみり~にとっても貴重な経験となりました。

 多くの人に支えられ開催することができた第6回国際ヤングリーダーズサミット。この場をお借りして御礼申し上げます。